勝手に北ドイツ・ロストック観光局

北ドイツの港町ロストックの魅力を余すところなくお伝えします♡

ロストックって、どこじゃいな?!

ロストックロストック(またの名を「ロストク」)って言っているけど、

どこよ?

 

 ここです!

ベルリンから北へ約230km。

ベルリンのテーゲル空港からならバスや車がおススメで約2時間半。

ベルリン中央駅からロストック中央駅までも直行の特急電車が走っていて、日中であれば一時間に一本ぐらいは走っています。2時間40分の電車の旅。

車窓からはのどかな田園風景、風力発電の風車、また旅の後半は2000以上の湖のある湖水群を眺めることができます。

 

ベルリン滞在のちょっとしたエクスカーション先にいかがですか?

まもなく世界文化遺産!? in ロストック

ロストックには、世界が注目するある“モノ”があるんです。

 

北ドイツのハンザ同盟都市の一つであるロストックは2018年に、800歳を迎えました。

そのロストックの中央教会として今でも堂々と街の中心にあるのが、

聖マリア教会 (St. Marienkirche)です。

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実はその教会内で1472年に作られた「天文時計」が世界中の観光客を魅了しています。

        

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何がすごいのかというと、

「1472年に作られた当時のほぼオリジナルの状態で今でも動き続けている。」

ということ。

ハンザ同盟が栄えた時代、ハンザ同盟都市ではこのような天文時計があちらこちらで

つくられましたが、老朽化や主に第二次世界大戦の際に破壊されてしまったなどの理由でここまで状態の良いものは世界でもかなり珍しいものなのです。

さらにもっとすごいことは、

この時計が、時間だけではなく、季節、星座、そして月の満ち欠けを示していること。

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満月(左)とほぼ新月(右)の日の天文時計

 地球を時計の中心だと考えるて、針の先についている太陽と月の位置が、実際の宇宙での位置と一致しているのです。例えば、満月の時は、太陽、地球、月が一直線になります。

こんなことが、日本では室町時代で武士たちが戦っていた同時期に考えられていたと思うと、またまた驚いてしまいます。

 

そしてこの時計はもちろん、電気なんかで動いてはいません。

手巻きのぜんまい式時計です。

毎朝6時、教会の天文時計専門のおじいちゃんエンジニアが毎日愛情込めて点検をし、そしてぜんまいを回しているのです。

500年以上の時を刻み続ける時計の「カチンカチン・・・」となる音は、静かな教会で時計を前に座っているとき、すっと心を安らげてくれます。

 

さて、この写真、一体みんな何を見ているのでしょうか?!

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それは、次回のお楽しみ!

ではー!

北ドイツより、もいん!

「ドイツ」からどういうものを思い浮かべますか?
 

 大きいビールジョッキを持って、
 サスペンダーのついた皮のズボンを履いて、
 大きなホールで、ソーセージをつまみに大勢集まって
 飲めや歌えやの大宴会!

実は、これは南ドイツのバイエルン地方の
オクトーバーフェストのイメージであり、北ドイツは全く違います。
北ドイツでは、オクトーバーフェストの「オ」の字も出てきません。

日本だと、東と西で文化が大きく違いますが、
ドイツは、北と南で文化やメンタリティーが随分と違います。
(旧東と西という、イデオロギーの違いもありますが。。。)

このブログでは、そんな北ドイツ(旧東ドイツ)での暮らしのいろいろを

子育てのいろいろ、嫁姑のいろいろなどなど。

徒然なるままに書いていくつもりです。

どうぞ、よろしくお願いします。

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追伸*「もいん!(moin!)」は主に北ドイツで使われている「おはよう!」です。